演繹帰納する社会人日記

生き方が定まっていない都内在住20代後半です。

【金沢〜富山】一人旅備忘録(5月1日〜5月3日)②


武家屋敷通り〜兼六園〜ひがし茶屋街

二日目です。

ホテルで朝食を食べました。

いやこのホテル本当にアメニティ・インテリアどれもかなり洗練されて本当よかった。後ほど紹介する二泊目のホテルがかなり残念だったのでなおさら。

f:id:nekonekozekun:20190504151917j:plain

おしゃな朝食スペース

f:id:nekonekozekun:20190504151954j:plain

金沢名物のおでんも出てきた


さて、二日目は昨日回れなかった金沢市内の名所を巡るところからスタート。

まずは長町武家屋敷通り。ここはホテルからも近いので歩いて行きました。

f:id:nekonekozekun:20190504154213j:plain

武家屋敷通りのメインストリート

武家屋敷通りではそれぞれ下級武士・中級武士・上級武士の屋敷の見学が出来るようで、僕は上級武士野屋敷を見学した。NHK大河ドラマでも取り上げられた(利家と松)の前田利家の家臣の野村伝兵衛信貞の屋敷で、廃藩される明治4年まで存続した由緒正しい家柄らしい。

保存状態が素晴らしく、特に中庭の植栽の手入れがとても行き届いていて外人たちがめちゃくちゃ喜んでいた。

 

f:id:nekonekozekun:20190504154618j:plain

前田利家の家臣だったらしい

借景の庭がとても素晴らしかった。

f:id:nekonekozekun:20190504155206j:plain

 

一通り見学した後、周遊バスで向かったのは兼六園

日本三大庭園の一つとして期待して向かったが、正直あまり感動しなかった。

庭の作りにはいろいろな思想が込められているようだけど、野村家の借景の方が感動した。石神井公園や砧公園、井の頭公園と同じじゃない?という風情のかけらもない感想しか抱けなかった。

ちなみに道中で買った金箔のアイスクリームは美味しかった。これで1000円は酷いと思ったけど。

f:id:nekonekozekun:20190504160728j:plain


金沢最後はひがし茶屋通り。

ここは道幅が狭かったこともあって人がごった返していました。

金を全面的にフィーチャーした化粧品屋さんがあったり、キラキラ好きの私にはたまらない空間でした。何も買いませんでしたが。

f:id:nekonekozekun:20190504161125j:plainそしてここでも金箔ビジネスに屈してしまい金沢のクラフトビールと金箔を乗せたたこ焼きに1400円も貢いでしまいました。

汚い話で恐縮ですが、さっきのソフトクリームにつづき、宿便が金箔でキラキラ光っていないか大変興味深いです。これが本当の「黄金」なのですね。ちがいますか、そうですか。。

f:id:nekonekozekun:20190504161515j:plain

たこ焼きは普通にうまかった

たこ焼きを食べたらそのまま周遊バスで金沢駅に帰り、富山駅に向かいました。

富山駅

富山駅!駅前が広い!!

f:id:nekonekozekun:20190504162715j:plain

中もかなり開放的で二階の休憩スペースにはなぜか野生のピアノが放置されてました。

ところどころ鍵盤がめちゃくちゃ重くて全然曲を弾くことができなかった。

最近ゲリラピアノみたいなの流行っているからそれを真似したのかな。

【動画】駅のストリートピアノに一人の男性・・・ピアニストのゲリラ演奏だった?!

https://solasido-piano.com/piano-in-the-station-premises/

 

だったらもう少し目立つ公共スペースにおいた方がいいと思うぞ。それこそ駅前の広場とか。休憩スペースは本を読んだり勉強する人もいたから下手にピアノ弾かれると迷惑かもしれないぞ。

f:id:nekonekozekun:20190504162851j:plain

なぜかKAWAI製

そんなこんなで次の目的地二向かいます。

富山市ガラス美術館

金沢の移動はバスが中心でしたが、富山市路面電車が中心です。本数も結構あって、大人200円でどこまでも乗車出来るようです。

f:id:nekonekozekun:20190504163742j:plain

富山市地方鉄道の路面電車

富山市内は遠くにうっすらと雪をかぶった山脈(立山連峰)が見えるのが趣深い。

f:id:nekonekozekun:20190504165112j:plain

うっすら見える立山連邦

そんなこんなでガラス美術館ちゃく!

外観ですでに隈研吾みが出ているが、中にはいると圧倒的に隈研吾ワールドが炸裂する。

f:id:nekonekozekun:20190504164555j:plain

ラスボス感

f:id:nekonekozekun:20190504165652j:plain

日展示されていたのは、こちらの二つ

http://toyama-glass-art-museum.jp/

と常設の作品。

ガラスアートって、幻想的ですごく好きで、ガラスの断面に見える小さな気泡が幾層にも重なって、まるで小宇宙を見てるような、そんな感覚を覚える。

ただ、今回の展示はかなりアーティスティックな作品でガラス工芸についての事前のインプットがない自分は予想よりも感動できなかった。

藤田喬平https://www.ichinobo.com/museum/)の作品みたいな、日常的に使用される器やランプなどをベースとした作品の方が好きなのかもしれない。

日用品でもなく、工芸品でもなく、その役割を超越して妖しい色気を纏う姿に、なんとなくエロスを感じる気がする。

f:id:nekonekozekun:20190504171613j:plain

藤田喬平氏の作品(じゃらん.net(https://www.jalan.net/kankou/spt_04401be2230126460/photo/?screenId=OUW2201


 

長くなってきたので、残りは次回に回します。